皆さんは前橋市になる白井屋ホテルをご存じでしょうか。
歴史あるホテルでしたが、2008年に廃業、しばらく廃墟と化していたようですが、2020年12月にリニューアルしてアートの楽しめるホテルとして藤本壮介氏が新築、改修の設計をして復活しました。
ホテルのHPによると田中仁財団による地域活性化事業の一環として始まったそうです。私は2019年ころにホテル周辺がざわついているのに気づき、気になりすぎて2020年8月にオープン前に内覧会ないか試しに問合せメールをしてしまったほどです。
実施予定はないとのことだったので、オープンを待ったわけですが、何となく行くタイミングを逃しずっと行けずにいました。
ちなみに、私が気づいたのが一昨年くらいなだけで、このプロジェクト自体は2014年に始まっていたらしいです。県内のことなのに全然知らなくてお恥ずかし~ってかんじでした。
そして先月頭に満を持していざ出陣してまいりました。
大通りから見た白井屋ホテル
ここもすでにアートが始まっています。
設計は藤本氏ですが、そのほかに多くのアーティストが参加し作品がちりばめられています。詳しくは白井屋HPをご覧ください。
こちら↓が半屋外?で大通りの50号と商店街側の細道を繋ぎます。
植物たくさんで大好き空間です。
エントランス前
エントランスから食事ができる[the lounge]へ続きます。
いい塩梅に植物たちが目隠しとなりつつ、道標的に誘導してくれます。
階段を上ると各部屋につながります。ここは宿泊された方しか進むことができません。
この写真だとよくわかりませんが、コンクリートの梁とは別に独自に浮かぶ配管は以前の部屋をなぞっているとか、、、!ロマンあふれて素敵ですね。
著名な建築士の方が設計された建物って意識して訪れるのは初めてかもしれません。コロナが落ち着いたらいろんな建築物を訪れてみたいものです。
ちなみに弊社は工務店であり、一級建築士事務所でもあります。
あまり知られていないかもしれないのでここであえてお伝えしておきます。設計施工として家づくりをしています。
ランチは時間的に都合が悪かったのでモーニングタイムに席を予約。コーヒーだけで帰ろうかと思いましたがせっかくなので朝ごはんをもりもりいただいてきました。
量はやや多めで苦しかったですが、すっごいどれもおいしかったです。
おいしくないものはお皿上に存在しませんでした!!!うま~
次回はランチに行って、またアートなどもゆっくり堪能してきたいと思います。
ふと、上毛新聞を読んでいて見覚えのある背景だなあ、と思ったら鞍城建設で施工を承った川場村は花寺の吉祥寺「猪目窓」の写真が!!
あら、見覚えのある・・・・
なんとこちらが群馬県内4例目の「恋人の聖地」として認定されたそうです。
おめでとうございます!!
アップで見てみましょう。
あ、いい形ですね・・・・
日本の伝統的な模様で武家屋敷や城などで使われている猪目模様。
ハート形に似ていることからも恋人の聖地にぴったりですね。
\ ↓↓施工例はこちらから↓↓ /
【社寺建築】花寺 吉祥寺【猪の目窓】
ちなみに、猪目窓は第9回ぐんま街・人・建築大賞「匠賞」受賞の小野棟梁が携わっています^^
季節ごとに窓越しに覗く景色の移ろいがたのしめるのも乙なのです。
恋人、家族、友達と、(もちろん一人でも)訪れてはいかがでしょうか。
鞍城建設ファン、お寺マニア、社寺仏閣ファンの皆様は必見です。
お抹茶と和菓子で楽しむ猪の目窓
フリーダイヤル 0120-70-2711
または下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。
前回の続き的に省エネのお話を。
前回これからは省エネがますます推奨されますよ、というお話とざっくりした省エネ住宅になるための流れをご紹介しました。↓↓
【家づくり】省エネ住宅への道①【断熱】
タイトルの断熱を回収し忘れたので、今回は断熱と省エネのお話をちょこっと。
省エネな家を目指すのに計算をするといいましたが、その計算で求めるのが、
外皮性能と設備の省エネ性能でどれくらい使うエネルギーを減らせるんだい?っていうものなんですね。
こちらががまさに「断熱」で左右されます。
床、壁、天井、開口部(窓サッシ)…家を覆う外皮で熱の移動を少なくすることが省エネ効率を助けます。しっかりめの断熱が大事。隙間なく埋め尽くしたいところですね。
あとは換気、照明、浴槽、給湯器、使用する冷暖房器具といった設備を総合的にみてどれくらい使用するエネルギーが減らせるのか。太陽光発電システムを搭載すればどれくらい暮らしの電力が賄えるのか。
で省エネ住宅が出来上がります。省エネにはこの2点が欠かせません。
日本の土蔵って書物や武器、農具の収納だけではなく、食物の保存場所としても使われていました。事実、スタッフの田舎の祖父母宅では収穫したお米を1年中土蔵に保管して、精米した分が無くなったらまた蔵へ取りに行くというスタイルで過ごしていました。冬の寒さにも、夏の暑さにも左右されず、冷蔵庫もない時代からばっちり保存ができていたそうです。
これはひとえに土蔵の構造のおかげ。
え?土って結構伝わりやすくない?ってなるんですけど、土蔵は
・壁が分厚め…熱が伝わるのがゆっくり
・窓が少ない…熱の移動を少なくする
・調湿性能が高い…快適な室温を保つ
・蓄熱性がよい…熱しにくく冷めにくい
という室内の温度や湿度を一定に保つ性質がお米にやさしい環境を作り出しているようです。もちろん、今はもっと現代にあった断熱の仕方がありますが、この土蔵の構造自体は日本で暮らす上ではとても参考になります。
夏場の暑さと湿気の多さはカビの繁殖を促しますが、室内が土蔵のようになっていればカビも発生しにくくなります。
実は鞍城建設の家づくりも土蔵からヒントを得ています!!
詳しくは、、、、弊社の社長に聞きにいらしてください!笑
とにかく、このお米にやさしい環境、人にも優しいんじゃない?!?!?!?!?ってことなんですね。
何を伝えたいかというと、断熱は結果的に省エネにつながるけど、そもそも人にやさしい、健康を守ってくれるということなのです。
皆さんも健康的な暮らしにプラスして快適でさらには省エネにもなる家づくりをしてみてはいかがでしょうか。
フリーダイヤル 0120-70-2711
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今年の4月から省エネ法の改正が施工され、住宅を建てる際に建築士から、建築主へ省エネ性能に関する説明をすることが義務となりました。
2021年夏号のDMでもその内容をざっくり説明しています。
住宅を新築する際に、まず
省エネ基準にするためにどんな家づくりにするかなど、ご説明します。
建築主にも省エネ基準に適合するように努力する義務が課せられています。
※建築主が説明を希望しない場合:その旨の意思表示をした場合、建築士からの説明は行われません。
つぎに
家づくりのプランを決めていき、大体決まったら、省エネ基準に適合しているかを確認するために外皮性能やエネルギー消費量を計算します。
適否を確認するためには間取りや内部建具、設備、照明器具なども関係してきます。この辺りは性能表など確認して、省エネ基準に適合しやすいものを選んでいく必要があります。まずは建築を依頼する工務店などにお任せしてみるのも一つです。
適合を気にしない場合は気に入った設備などでまずは計算してもらうのもいいと思います。
それから
省エネ基準に適合しているか、していないかに加え、一度決定したプランがどの程度の省エネ性能を持った住宅なのかを建築士から説明します。
適合していればOK。適合していない場合は適合するように性能を上げていくか、そのままでいいかを一緒に考えていきましょう。
最後に
省エネ基準に適合させるためには家そのものの性能や設備の性能を上げる必要があります。おのずと、コストも上がります。
予算ありきの家づくり。あまりに予算をオーバーしてしまうなら考え物です。
しかし、省エネ住宅で日々の光熱費は基本的に減少します。(電気を食う設備を使うと省エネじゃない家と変わらない恐れがあります。)なので、少しプラスして適合するのなら、省エネ基準を満たす住宅を目指してみてはいかがでしょうか。
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施工例を更新しました。
前回ブログで取り上げたリフォームの家です。
アルモノを大切に。新しくなった家にも馴染むような色柄は流行り廃りに左右されない永遠のモダン。レトロモダンな襖と照明器具はいずれも40~50年選手のビンテージもの。(しかも現役で使える!)こちらは必見です。
リフォームした住居部分は少し高め上がり框から始まります。
訪問者に腰を掛けてもらえる広めの玄関。障子でプライベート空間は仕切ってあるので安心です。上がるほどじゃないけど、少しおしゃべりを・・・という時にちょうどいいですね。
長いことしまっていた襖が玄関とリビングに配置されており、ポイントとなっています。また、各空間の区切りとなる造作建具は無垢ならではの柔らかな素材感と色味でやさしい雰囲気になるよう仕上げています。
なじませる建具があることでアクセントとなる建具がより活きます。
【リフォーム】旧市役所通りの家【和モダン】