なんと、先日そろそろ完了間近の新築住宅の現場へ施主様にお越しいただき家づくりのほんの一幕に参加していただいたのです。
参加型!と言ってみたものの、実際の施工は専門の業者が入ります。
※会社様によっていろいろな考えがあると思いますが、鞍城建設では基本的に業者が施工します。今回ご紹介する現場はDIY、セルフビルドではありません。
ではどんなことをして参加していただいたのか?といいますと、お施主様ご家族にタイルのデザインをしていただきました。
玄関ポーチと土間は300角タイルを貼ることが多いですが、その他の仕上げを取り入れることもあります。
玄関って思いのほか仕上げをどうするか難しかったりしませんか?内部と外部双方にかかるので色で悩んだりします。こういった例もあるんだという参考にしていただければ幸いです。
■300角タイル
外装用のタイルです。タイルの色でけっこう雰囲気が変わってきます。
メーカーによって清掃性、防汚性など機能性に富んだものなど様々です。
■洗い出し(玉砂利)
和の家には取り入れたいしあがりです。細かい砂利が上品で素敵。
■松煙モルタル仕上タイルポイント貼
分かりにくいですが、濃いネズミ色が松煙モルタルでうっすら■になっている灰いろがタイル部分です。
■モルタル仕上
シンプル!
普段は、建築士や監督が家の雰囲気に合わせて、デザインしたものを業者さんに指示して施工してもらっていますが、今回はこの「ポイント貼」をどこにするか=土間、ポーチのデザインを実際に現場で割石(自然石のタイルの乱型)を並べながら考案していただくことでお施主様に家づくり体験をしていただきました。
ご夫婦で相談しながら割石を配置していきます。
娘さんも楽しそうに色んな所に石をならべてくださいました。
徐々にに楽しくなってきたようで、たくさんの石を使ったオブジェが出来上がっていました。まわりに散らばっている石に惑わされることなく、ここに石を置くぞ。という芯のある意思を感じます。
残念ながらこのまま施工はで来ません。こちらは撤去となるので思い出にパシャリ。最後には娘さんも片付けをしてくださいました、、、!ありがたや。
後は左官屋さんが仕上げをしてくれます。
完成が楽しみですね!
家づくりは理想がかたちになっていく楽しい一面と様々な手続きや、予算との闘い、取捨選択など大変な面も多くあります。今回のタイルもそうですが、家族で一緒にする家づくりの体験が「苦労したけど楽しかったよね」の思い出になればいいなと思います。
その思い出と一緒に、家そのものも大切に住みながら育てていただければうれしいです。モノと思い出、両方大事です。
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