家づくりの時間取りを考えますが、まずは平面図からプランしますよね。玄関はこうして~こっちから入り~水廻りは固めて、LDKの関係性はこうで、、、とやりますよね。
それをもとに立面図を作って外観が何となくわかってくるのですが、実際平面図と立面図だけって分からなくないですか??????????
平面図からそこでクラスイメージ全然湧かないんですよね。
鞍城建設で家づくりに携わるようになってから図面でみるのと実際完成された家に行くのとではまるで、空間感覚がちがうのに驚きました。(個人差はあると思うのですが)
図面でみると広い気がするけど、実際その場に立つと「あ、こんなもんなの?」となることしばしば。
決してその家が狭いわけではなく、図面からの勝手創造との差にやられているんですね。雑誌やWEBでひろった住宅の施工写真などを参考に間取りをイメージしているとさらにイメージ差がでると個人的に思っています。
基本的に、施工写真ってプロが撮影していたり、プロじゃなくても一眼レフや広角レンズなどを使って撮影しているので、とても広く、立派に見えるんですよね。すごい奥行きのある、リッチな空間にみえるのに実際は8畳みたいな。
広々とした空間を創造してたのにいざ建ったらこの狭さ!?となる可能性もはらんでますよね、、、こわい、、、
私は空間把握能力が低いせいか、図面と実際の感覚差になかなか慣れず大変でした。
じゃあどうやって感覚を身に着けたのか?というと
気になったらとにかく寸法を測ってものの大きさを把握、自分の手を開いた時が18㎝だからこれは大体こんなもんか、肩幅54㎝だからこの廊下は、、、狭いな。とか考えることで物の大きさ感覚が見についてきます。(これについてはまだまだ修行中)
いろんな家に行って図面と実際を見比べます。これで分かったのは、間取り図の書き方でも感じ方が変わるなということです。(スタッフ調べのため人によってはそうでもないかも…)
べた塗の間取り図は実際よりもこじんまりしている気がします。
逆に白塗の間取り図だと実際よりも広いような、、
あとはその時の間取り図のサイズで小さいと狭く、大きいと広く錯覚している気がしました。(スタッフだけでしょうか、、、笑?)
現在はコロナ禍でフラッと行けなくなってしまったのが残念です。
内観パースを描くようになってから天井の高さや建具や壁の感覚が図面から読み取りやすくなってきました。これが一番効果大きいと思います。
とはいうものの、外観パースなどはいまだに難しいです。
図面が読めていない故なのか、センスがないだけなのか、、、
お客様にも内観パースがあるとわかりやすいと喜んでいただけて、自分でもイメージの助けになるし、内装決めるときに使えるし、訓練になるので一石二鳥です。
平面図も人や家具を入れると実際の通路が見えてくるのでおすすめです。
和室。まあまあ良くできているのではないでしょうか!?
下が実際の和室です。広角レンズで撮影したので横に広い感じが若干ありますね。窓は完全に書き忘れています。
あくまで個人の感覚とやり方なので必ずしも誰もがこれで空間把握能力が向上したり、身につくわけではないと思います。実際スタッフもまだまだ修行中です。
家づくりの一助にはなるかなと思うので、参考にしてみてください。
身近なモノの寸法を測るなどはすぐにでもできるので、家づくりをされている方はぜひ実践してみてください^^
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