ちょっと前から古民家を再利用して店舗にしたり、住宅として利用する方が増えています。無垢の木材や石、土、漆喰などを使っているような昔の家は農家屋でも町家でも古ければ古いほど味わい深い趣が出てくるので好きな方にはガツンとはまるのではないでしょうか。
そんな古民家ですが、長いこと空き家になっていたり、人は暮らしていたものの年配の方だと不便がなければちょっとした不具合は修復せずそのまま売りに出すなんてこともままあるのでたいていの場合がリフォームが必要となります。
「じゃあどんなリフォームをすればいいんだい??」
理想は全体的な大規模改修ですが、今回はできるだけ予算は抑えたい。という方向けに、最小限のリフォームをご紹介していきたいと思います。
利根沼田は養蚕農家だった家も多く、大きな古民家がたくさんあります。大体どちらのお宅も庭付きです!
コロナ移住など検討されている方には古民家で広々とした暮らしを実現できる関東県内地域としてはおすすめです。
まず、生活に欠かせない水回り設備。古民家では空き家が長いとあちこちが傷んで使えないことがあります。次のような懸念事項があげられます。
ほとんどの古民家で水廻りは優先的にリフォーム内容に含まれます。水道や電気工事、大工工事が必須なのでそれなりに金額はかかってしましますが、選ぶ設備によって予算を抑えることもできます。
昭和年代のキッチンはとてもしっかりした造りの物が多いので状態が悪くなく、使い勝手を気にしなければそのまま使う手もあります。
トイレは入替がおすすめです!!私なら絶対にやります。
畳は入替またはフリーリングへの変更をお勧めします。床下はなるべく事前に調査して白蟻がないか確認するのがベストです。
床下の土台からリフォームしている様子↓↓
メインのLDKと寝室だけなど、必要に応じて空間ごとに段階的な施工をすることもできます。ひと思いに全室やってしまった方がスッキリはしますが予算に応じて選びながらでもよいと思います。
よもやリフォームじゃないじゃない。というのはおいておいて。笑
特に古民家の場合は埃や長年の汚れが蓄積していることが多いので家全体のクリーニングや木部の灰汁洗いをするだけでもある見た目的にはよくなります。自分だけでは行き届かない場所も業者にお任せすればあっという間。
今回はミニマルに、必要に応じてできそうなリフォームをご紹介しましたが、長く快適に過ごすにはやっぱり断熱工事が欠かせません。スケルトン解体しなくてはいけないこともありますが、躯体さえ整えておけば中身はまた資金をためて少しずつきれいにしていくことも可能です。
壁を壊して直すと大掛かりになってしまいますが、開けてみたら壁内結露が原因でカビだらけだったなんてこともあるのでぜひやってください。
いかがでしたでしょうか。いくつかご紹介しましたが、予算が決まっていればあとはどのように暮らしたいか、何が必要かなどをご家族でよく話し合って、優先順位を決めてみましょう。どうすればよいかわからない時は鞍城建設の「住まいの無料相談会」にご参加ください。
家づくりのプロフェッショナル達がご要望を伺ったうえで、直す必要がある部分…そのまま暮らすと危険、あまりにも不便…など説明とリフォームのご提案をさせていただきます。
群馬の沼田、前橋、高崎で自然素材の和モダン住宅を建てるなら鞍城建設へ。
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