群馬で自然素材の和モダン住宅、注文住宅の新築、リノベーションをする鞍城建設のスタッフブログです
エコハウスってなんだろう。
と、改めて考える機会に巡り合った先週末。
沼田まつり中日にお隣のお隣、中之条町へ古き良き住宅を訪れてきました。
一つは六合の赤岩地区にある湯本家住宅
こちらはもとは薬屋だったとか。
大きな、土壁の住宅。あいにく中之条ビエンナーレの会場として使われるため
この日はアーティストさんの作業があり、中全体を見ることはできませんでした。
敷地内の土蔵は中の温度が27℃・・・外気温が35度近くありましたが
土蔵の中は空調設備ゼロ!
近くの3階建ての元養蚕農家の住宅ではご主人に伺い
家の中まで見せて頂きました。
こちらも2階の養蚕をしていたスペースは空調がないのに
過ごしやすい温度。
最後は富沢家住宅という国指定重要文化財へ。
美しいモダンなデザインはさることながらなんとこちら
外気温35度近い中1階土間部分は21度、2階も24~5度という快適空間!
(1の位がうる覚えですがこのくらいだったはず…!)
茅葺の屋根しかなく、窓は前回。空調設備なんて当然ないですが
中では動いても暑さが気にならないほど。
夏だけで言ったらこれ以上のエコハウスはないのではないかと思います。
なぜ、養蚕農家なのかというと、蚕を飼育するのに適した環境づくりの結果
養蚕農家の家のつくりが結果エコハウスを造ったのだとか。
土壁の調湿性や、軒の日射調節など(もっと専門的に説明受けたのですが説明できません・・・)
もろもろの蚕のための家が結果人にとっても過ごしやすい家として性能向上したようです。
現代のゼロエネ、省エネは機械や化学製品?に頼らざるを得ません。
もちろん生活から出るエネルギーを減らすことは大切なので間違ってはいません。
でもいくら頑張っても化学が発展する前の、土壁や木でつくられた
究極のエコハウスには勝てないんじゃないかと思いました。笑
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