先日東吾妻町の「朝陽堂」さんに行ってきました。
今年に入りオープンした情報は耳にしていたのですが、中々行けず、念願の初訪問を果たしたわけなのです。久しぶりの吾妻郡エリアですが、ここ数年、どうも素敵なお店が増えています。
こちらは築240年以上の建物をリノベーションした古本、雑貨、ギャラリーのお店なんです。もともと商いをしたりしていた古民家(蔵?)でまだ平成の頃は本屋さんとして営業されており地元民にも愛されていたようです。一度は閉店したものの、お孫さんの代になって新たなお店として甦りました。
地元の職人さんを頼りつつ、ご自身でできるところはDIYで作り上げてきたとか。この規模は内部も外部もDIYはかなり大変だったと思われます。
鞍城建設でも古民家リノベや蔵リノベを手掛けているので、建物についてはかなり興味深いところでした。
内覧するともともとの素材を大切にしていることがとてもよくわかる空間でした。
構造はもちろん、壁や床も200年以上そこにあったと思われる素材たちがそこかしこに残されておりました。新しくした部分も無垢素材が使われておりとても心地よい空間でした!!
ちょうどこの日は写真展示会の期間で2階のギャラリーに素敵な、美しき写真たちが並べられていました。
こんな素敵な空間をギャラリーとして使えるなんていいですね!!
人がいてこそ生きる建物だと改めて実感。
中之条町でもビエンナーレが開催されますが、芸術文化が吾妻郡に浸透している感じですね。ちなみに今回展示を開催されている写真家のお二人も地元出身なんだとか。美しい山川に囲まれた地域で育つと感性も繊細に養われるのかも、、、
建物と写真を見るのに夢中でうっかり1階店舗の写真を撮り忘れていました。写真展は10月9日(土)迄とのこと。ぜひ、この朝陽堂さんに足を運んでみてください。
美しい梁たち。床が張ってあった一部を剥いで吹き抜けにしています。吹抜周囲は通路になっているのがまた乙。古きをそのまま残すのではなく、現代の用途として使いやすいように、少しずつ造り替えて大事に継いでいくって素敵ですね。
皆さんの身近にある古民家や蔵をリノベーションしてすてきな空間を作ってみませんか。鞍城建設ではそのお手伝いをさせていただいております。気になる方はお気軽にご相談ください。
フリーダイヤル 0120-70-2711
または下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。
照明器具で家の印象って変わりますよね、、、変わるんです!!そんなわけあるか、とお思いの皆さん、そんなことあるんです。(スタッフ調べ)
だいたいおしゃれな人の家ってみんな照明器具にこだわってるな~ってなります。
ホテルや旅館、レストランなどで雰囲気のいいところって建物はもちろん、照明がよいからこそ雰囲気が抜群によくなっていると思いませんか?
照明を付けない時間帯でも、目に入る照明器具の美しさ、反対にスッキリさせるための目に入らない器具配置など設計者の気遣いが照明の配置や器具選びにあらわされている空間は過ごしていて心地よいと思います。
学習や仕事などはさわやかな青みの強いLEDでいうと5000K~6500Kがおすすめです。集中力を助けます。
食事前後などリラックスしたい時間は自然な色味の3500Kくらい。
就寝前には電球色といわれる2700Kがよいとされます。
5000K~6500Kは明るい時間帯の色なので寝る間にはいまいち。神経を刺激して眠りを妨げることも。リビングによく使われるシーリングライトやダウンライトは調色や調光機能付きのものが多く、寝る1時間前くらいから少しずつ色味をめにやさしいオレンジに、明るさも抑えめにして体をれるモードにいざなうことができます。
空間の目的やシーンに合わせて照明器具や明りの強さ、色味を変えるとより快適に過ごせます。日本では白い蛍光灯が主流だったので、LEDでも基本的には白または青みのある白(昼光色)が落ち着く方が多いかもしれません。
住宅ではだいたい30W、60W、100w、相当のLEDが使われると思います。
同ような強さでも照明器具の形や素材によって受け取る明るさの印象は様々です。LED照明の場合は、「~lm」というのを参考に決めています。
照明器具のメーカーの裏の方に照明器具別の
「□畳の広さには○○lmくらいがいいですよ~」という一覧が記載されているので参考にしてみてください。
照明器具の種類とあかりのイメージ
分かりにくい、、、けどざっくりこんな感じです!!
供え付の照明器具だけに頼るのではなく読み物や、手元に明りが必要な作業の時はスタンドライトなどといった照明器具を工夫しながら使って、理想的なあかり空間を作ってみてはいかがでしょうか。
ふと、上毛新聞を読んでいて見覚えのある背景だなあ、と思ったら鞍城建設で施工を承った川場村は花寺の吉祥寺「猪目窓」の写真が!!
あら、見覚えのある・・・・
なんとこちらが群馬県内4例目の「恋人の聖地」として認定されたそうです。
おめでとうございます!!
アップで見てみましょう。
あ、いい形ですね・・・・
日本の伝統的な模様で武家屋敷や城などで使われている猪目模様。
ハート形に似ていることからも恋人の聖地にぴったりですね。
\ ↓↓施工例はこちらから↓↓ /
【社寺建築】花寺 吉祥寺【猪の目窓】
ちなみに、猪目窓は第9回ぐんま街・人・建築大賞「匠賞」受賞の小野棟梁が携わっています^^
季節ごとに窓越しに覗く景色の移ろいがたのしめるのも乙なのです。
恋人、家族、友達と、(もちろん一人でも)訪れてはいかがでしょうか。
鞍城建設ファン、お寺マニア、社寺仏閣ファンの皆様は必見です。
フリーダイヤル 0120-70-2711
または下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。
施工例を更新しました。
LDKに取込む素敵な造作建具の例です。
100年後が楽しみな家になります。
\ ↓URLをクリック↓ /
前回の続き的に省エネのお話を。
前回これからは省エネがますます推奨されますよ、というお話とざっくりした省エネ住宅になるための流れをご紹介しました。↓↓
【家づくり】省エネ住宅への道①【断熱】
タイトルの断熱を回収し忘れたので、今回は断熱と省エネのお話をちょこっと。
省エネな家を目指すのに計算をするといいましたが、その計算で求めるのが、
外皮性能と設備の省エネ性能でどれくらい使うエネルギーを減らせるんだい?っていうものなんですね。
こちらががまさに「断熱」で左右されます。
床、壁、天井、開口部(窓サッシ)…家を覆う外皮で熱の移動を少なくすることが省エネ効率を助けます。しっかりめの断熱が大事。隙間なく埋め尽くしたいところですね。
あとは換気、照明、浴槽、給湯器、使用する冷暖房器具といった設備を総合的にみてどれくらい使用するエネルギーが減らせるのか。太陽光発電システムを搭載すればどれくらい暮らしの電力が賄えるのか。
で省エネ住宅が出来上がります。省エネにはこの2点が欠かせません。
日本の土蔵って書物や武器、農具の収納だけではなく、食物の保存場所としても使われていました。事実、スタッフの田舎の祖父母宅では収穫したお米を1年中土蔵に保管して、精米した分が無くなったらまた蔵へ取りに行くというスタイルで過ごしていました。冬の寒さにも、夏の暑さにも左右されず、冷蔵庫もない時代からばっちり保存ができていたそうです。
これはひとえに土蔵の構造のおかげ。
え?土って結構伝わりやすくない?ってなるんですけど、土蔵は
・壁が分厚め…熱が伝わるのがゆっくり
・窓が少ない…熱の移動を少なくする
・調湿性能が高い…快適な室温を保つ
・蓄熱性がよい…熱しにくく冷めにくい
という室内の温度や湿度を一定に保つ性質がお米にやさしい環境を作り出しているようです。もちろん、今はもっと現代にあった断熱の仕方がありますが、この土蔵の構造自体は日本で暮らす上ではとても参考になります。
夏場の暑さと湿気の多さはカビの繁殖を促しますが、室内が土蔵のようになっていればカビも発生しにくくなります。
実は鞍城建設の家づくりも土蔵からヒントを得ています!!
詳しくは、、、、弊社の社長に聞きにいらしてください!笑
とにかく、このお米にやさしい環境、人にも優しいんじゃない?!?!?!?!?ってことなんですね。
何を伝えたいかというと、断熱は結果的に省エネにつながるけど、そもそも人にやさしい、健康を守ってくれるということなのです。
皆さんも健康的な暮らしにプラスして快適でさらには省エネにもなる家づくりをしてみてはいかがでしょうか。
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