戸建ての敷地内に作業スペースとして新築しているはなれ小屋。
少し前にログハウスみたいに全面木で覆われているとご紹介しました。
今回は内観の様子をチラ見せ。
呼吸する木の家の名にふさわしい、ふんだんな木材でつくられている家です。
家の呼吸が聞こえてきそうです。
我が家も床は無垢の杉板フローリングですが、夏場はやさしい肌触りだけどヒヤッとして、冬は温かみもあって本当に優秀な内装材だと思います。体にやさしい…!
傷がつきやすいのが難点ですが、ちょっとしたへこみは水で膨張させれば戻るし、傷が残ったとしても時とともになじんできて、味が出ます。
引違戸の造作建具です。
真ん中の乳白色部分はワーロン紙という和紙をラミネートして強化している素材です。暗いので写りが血色悪そうな木材に見えますが、実物はもう少しいい色のはず。
周りの壁はもちろん板張りです。
外観もけっこう木だらけ猫灰だらけ的にいい感じですね。
それではみなさんごきげんよう。
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前回の続き的に省エネのお話を。
前回これからは省エネがますます推奨されますよ、というお話とざっくりした省エネ住宅になるための流れをご紹介しました。↓↓
【家づくり】省エネ住宅への道①【断熱】
タイトルの断熱を回収し忘れたので、今回は断熱と省エネのお話をちょこっと。
省エネな家を目指すのに計算をするといいましたが、その計算で求めるのが、
外皮性能と設備の省エネ性能でどれくらい使うエネルギーを減らせるんだい?っていうものなんですね。
こちらががまさに「断熱」で左右されます。
床、壁、天井、開口部(窓サッシ)…家を覆う外皮で熱の移動を少なくすることが省エネ効率を助けます。しっかりめの断熱が大事。隙間なく埋め尽くしたいところですね。
あとは換気、照明、浴槽、給湯器、使用する冷暖房器具といった設備を総合的にみてどれくらい使用するエネルギーが減らせるのか。太陽光発電システムを搭載すればどれくらい暮らしの電力が賄えるのか。
で省エネ住宅が出来上がります。省エネにはこの2点が欠かせません。
日本の土蔵って書物や武器、農具の収納だけではなく、食物の保存場所としても使われていました。事実、スタッフの田舎の祖父母宅では収穫したお米を1年中土蔵に保管して、精米した分が無くなったらまた蔵へ取りに行くというスタイルで過ごしていました。冬の寒さにも、夏の暑さにも左右されず、冷蔵庫もない時代からばっちり保存ができていたそうです。
これはひとえに土蔵の構造のおかげ。
え?土って結構伝わりやすくない?ってなるんですけど、土蔵は
・壁が分厚め…熱が伝わるのがゆっくり
・窓が少ない…熱の移動を少なくする
・調湿性能が高い…快適な室温を保つ
・蓄熱性がよい…熱しにくく冷めにくい
という室内の温度や湿度を一定に保つ性質がお米にやさしい環境を作り出しているようです。もちろん、今はもっと現代にあった断熱の仕方がありますが、この土蔵の構造自体は日本で暮らす上ではとても参考になります。
夏場の暑さと湿気の多さはカビの繁殖を促しますが、室内が土蔵のようになっていればカビも発生しにくくなります。
実は鞍城建設の家づくりも土蔵からヒントを得ています!!
詳しくは、、、、弊社の社長に聞きにいらしてください!笑
とにかく、このお米にやさしい環境、人にも優しいんじゃない?!?!?!?!?ってことなんですね。
何を伝えたいかというと、断熱は結果的に省エネにつながるけど、そもそも人にやさしい、健康を守ってくれるということなのです。
皆さんも健康的な暮らしにプラスして快適でさらには省エネにもなる家づくりをしてみてはいかがでしょうか。
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今年の4月から省エネ法の改正が施工され、住宅を建てる際に建築士から、建築主へ省エネ性能に関する説明をすることが義務となりました。
2021年夏号のDMでもその内容をざっくり説明しています。
住宅を新築する際に、まず
省エネ基準にするためにどんな家づくりにするかなど、ご説明します。
建築主にも省エネ基準に適合するように努力する義務が課せられています。
※建築主が説明を希望しない場合:その旨の意思表示をした場合、建築士からの説明は行われません。
つぎに
家づくりのプランを決めていき、大体決まったら、省エネ基準に適合しているかを確認するために外皮性能やエネルギー消費量を計算します。
適否を確認するためには間取りや内部建具、設備、照明器具なども関係してきます。この辺りは性能表など確認して、省エネ基準に適合しやすいものを選んでいく必要があります。まずは建築を依頼する工務店などにお任せしてみるのも一つです。
適合を気にしない場合は気に入った設備などでまずは計算してもらうのもいいと思います。
それから
省エネ基準に適合しているか、していないかに加え、一度決定したプランがどの程度の省エネ性能を持った住宅なのかを建築士から説明します。
適合していればOK。適合していない場合は適合するように性能を上げていくか、そのままでいいかを一緒に考えていきましょう。
最後に
省エネ基準に適合させるためには家そのものの性能や設備の性能を上げる必要があります。おのずと、コストも上がります。
予算ありきの家づくり。あまりに予算をオーバーしてしまうなら考え物です。
しかし、省エネ住宅で日々の光熱費は基本的に減少します。(電気を食う設備を使うと省エネじゃない家と変わらない恐れがあります。)なので、少しプラスして適合するのなら、省エネ基準を満たす住宅を目指してみてはいかがでしょうか。
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施工例を更新しました。
前回ブログで取り上げたリフォームの家です。
アルモノを大切に。新しくなった家にも馴染むような色柄は流行り廃りに左右されない永遠のモダン。レトロモダンな襖と照明器具はいずれも40~50年選手のビンテージもの。(しかも現役で使える!)こちらは必見です。
リフォームした住居部分は少し高め上がり框から始まります。
訪問者に腰を掛けてもらえる広めの玄関。障子でプライベート空間は仕切ってあるので安心です。上がるほどじゃないけど、少しおしゃべりを・・・という時にちょうどいいですね。
長いことしまっていた襖が玄関とリビングに配置されており、ポイントとなっています。また、各空間の区切りとなる造作建具は無垢ならではの柔らかな素材感と色味でやさしい雰囲気になるよう仕上げています。
なじませる建具があることでアクセントとなる建具がより活きます。
【リフォーム】旧市役所通りの家【和モダン】
施工中の木の家です。
わ、かわいい~
外まで木だとログハウスいわれがちですが、丸太をくみ上げているわけではないので、、、勝手にポストログハウスと呼んでいます。(正式名称や呼称、工法ではないです。)
ログハウスって、基本的には丸太を積み上げてつくる構造のことを言うんですね。(または角材)…「丸太」が英語だと[log](ログ)といいます。つまりログハウスは日本でいうところの丸太組み工法の丸太小屋ですね!
今回のこの家は在来工法で作っており、外壁、内壁ともに板を貼って仕上げています。これは経年変化がだいぶ楽しみな家になるのではないでしょうか。
(太陽光にあたる外部の方が変化は大きいのですが、木の色目が白っぽくなるのを『いぶし銀ですてき』と捉えるか『白けて汚い』と捉えるかでも違います……ので、申し上げておくと、無垢木材はきれいなシルバーになります!!)
中と外での変化の違いなど、長年かけて感じ取っていけるのではないでしょうか。完成するのが楽しみです。
内部板張の部屋の例
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