先日久しぶりに上棟式に参加してきました。年明けには構造見学会も開催できそうなので詳細が決まりましたら改めて告知いたします!!!
※コロナの状況では開催できない場合もあります。
木造住宅で好きなところは柔らか感だったりします。構造なので、しっかり組まれていないと困るんですけど、壊れやすいとか軟弱性というのではなくしなやかな感じがとてもいいですよね。
上棟後の訪問ということで今回お邪魔してきました。
こんな感じになっています。↑↑
実は今回はお施主様と現場監督とインテリアコーディネーターでの現場打ち合わせでした。実際に建った状態で部屋のイメージがしやすくなってきたところで、照明器具やコンセントなど電気配線を一緒に確認していきます。
図面上では分からない立体感で実際に使う時の感覚や明るさの状態、感じかたをご確認していただきます。外部も現場で再確認
同じトーンやなじみのよい色身を検討していきます。
たくさん悩みたいけど、どこかで決めなくてはいけないのが家づくりの本当に難しいところだと思います。やりたいこと、聞きたいことリストなど纏めておくと、当日の打合せがやりやすいと思います。
みなさんも家づくりには専門用語などもたくさん出てくることがあるので、分からないことがあれば気軽に聞いてください。分からないままだと後々のトラブルにつながることも、、、、!不安なことは早めに解消していきましょう。
一気に寒くなりましたね。いつもしもやけに襲われるスタッフですが、この冬は回避すべく、ちょっと良い目のヒーターをゲットしました!!
この薄型ヒーター。
側3面に加えて床面にもパネルがついています!!優れもの。ずっとこんなのが欲しかったので、とても重宝しております。
ヒーターで足を囲むので隙間風も防げるという副産物もあり、ありがたい限りです。薄いのでどうかしらと疑っていましたが、かなり効果的です!
温度も大、中、小の3段階で調整することができます。
机の下に置くだけ。3時間ほどで電源が落ちるのも安心です。
レビューにもあったのですが、この4面にさらに加えて上におまけのひざ掛けをかぶせるとミニこたつになりそうです。
寒さは万病のもと。ぜひ使ってみてください。
それではまた。
フリーダイヤル 0120-70-2711
または下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。
先日東吾妻町の「朝陽堂」さんに行ってきました。
今年に入りオープンした情報は耳にしていたのですが、中々行けず、念願の初訪問を果たしたわけなのです。久しぶりの吾妻郡エリアですが、ここ数年、どうも素敵なお店が増えています。
こちらは築240年以上の建物をリノベーションした古本、雑貨、ギャラリーのお店なんです。もともと商いをしたりしていた古民家(蔵?)でまだ平成の頃は本屋さんとして営業されており地元民にも愛されていたようです。一度は閉店したものの、お孫さんの代になって新たなお店として甦りました。
地元の職人さんを頼りつつ、ご自身でできるところはDIYで作り上げてきたとか。この規模は内部も外部もDIYはかなり大変だったと思われます。
鞍城建設でも古民家リノベや蔵リノベを手掛けているので、建物についてはかなり興味深いところでした。
内覧するともともとの素材を大切にしていることがとてもよくわかる空間でした。
構造はもちろん、壁や床も200年以上そこにあったと思われる素材たちがそこかしこに残されておりました。新しくした部分も無垢素材が使われておりとても心地よい空間でした!!
ちょうどこの日は写真展示会の期間で2階のギャラリーに素敵な、美しき写真たちが並べられていました。
こんな素敵な空間をギャラリーとして使えるなんていいですね!!
人がいてこそ生きる建物だと改めて実感。
中之条町でもビエンナーレが開催されますが、芸術文化が吾妻郡に浸透している感じですね。ちなみに今回展示を開催されている写真家のお二人も地元出身なんだとか。美しい山川に囲まれた地域で育つと感性も繊細に養われるのかも、、、
建物と写真を見るのに夢中でうっかり1階店舗の写真を撮り忘れていました。写真展は10月9日(土)迄とのこと。ぜひ、この朝陽堂さんに足を運んでみてください。
美しい梁たち。床が張ってあった一部を剥いで吹き抜けにしています。吹抜周囲は通路になっているのがまた乙。古きをそのまま残すのではなく、現代の用途として使いやすいように、少しずつ造り替えて大事に継いでいくって素敵ですね。
皆さんの身近にある古民家や蔵をリノベーションしてすてきな空間を作ってみませんか。鞍城建設ではそのお手伝いをさせていただいております。気になる方はお気軽にご相談ください。
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雨落ち(あまおち)ってご存じですか?
文字を見た通り、「雨垂れの落ちるところ」のことです。
雨が降る→屋根を流れる→軒先から地面に垂れる→はねる→壁が汚れがち
この流れの後半部分「はねる→壁が汚れるがち」になるのを防ぐ家づくりの工夫の一つに雨落ちがあります。
現代の住宅ではほとんどが軒樋、竪樋が設けられており、それを伝って雨が流れます。これが昔の建物・・・例えばお寺や神社、蔵などには樋がない場合があります。そんな時、軒先下の地面を見ると何やら砂利が敷かれていたり、瓦が刺さっていることがありませんか??
これが雨落ちです。
最近雨落ちを見かけることが数回あり、、、、せっかくなのでご紹介していきたいと思います。
瓦が埋まっています。近くで見ると生えてるって感じでかわいいです。
下の写真を見ていただくとなんとなく屋根(軒先)の形に添って瓦が埋められているのが分かりますね。
こちらは今年の7月、前橋市に新しくオープンしたJINS PARKです。
設計は永山祐子建築設計。眼鏡屋のJINSとパン屋のエブリパンが入っており、イートインもできます。芝生の庭や手前の広場、中に入って階段を上がった先には中庭が広がっていてカフェスペースとしても休憩スペースとしても使えます。
建物についてはまた今度詳しくとりあげるとして、こちらの雨落ちシステム
こちらです。↓↓
銅板葺きの屋根?なんですけどゆるっとこの角に向かって勾配がついているようで(近くで見ると分からない・・・)ここに雨が落ちてくるシステムになっています。
かわいい、、、、、、!
内部の経路はよくわかりませんが、かどっちょに筒状のものが下がっているのが分かるでしょうか?そこから落ちて地面の砂利部に当たります。
こちらは店舗併用住宅なんですけど、よーーく見ていただくと軒樋がないことが分かるかと思います。家の周りのテラコッタっぽい色の部分が雨落ちです。
これは瓦のリサイクル品で、砕いたものを敷き詰めています。
踏むとざくざく音が鳴あり防犯にもなる優れもの。またこの風合い、色味が植栽との相性がよくておすすめです。
雨が落ちる様子を撮影したけど分からなくなっちゃったパターンですけど、せっかくなので、写真を掲載しておきます。↓↓
以上、雨落ちをちょこっとご紹介しました。多分、もっと面白い雨落ちが、いろんなところにありそうな気がするので、意識して色々見ていこうと思います!!
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照明器具で家の印象って変わりますよね、、、変わるんです!!そんなわけあるか、とお思いの皆さん、そんなことあるんです。(スタッフ調べ)
だいたいおしゃれな人の家ってみんな照明器具にこだわってるな~ってなります。
ホテルや旅館、レストランなどで雰囲気のいいところって建物はもちろん、照明がよいからこそ雰囲気が抜群によくなっていると思いませんか?
照明を付けない時間帯でも、目に入る照明器具の美しさ、反対にスッキリさせるための目に入らない器具配置など設計者の気遣いが照明の配置や器具選びにあらわされている空間は過ごしていて心地よいと思います。
学習や仕事などはさわやかな青みの強いLEDでいうと5000K~6500Kがおすすめです。集中力を助けます。
食事前後などリラックスしたい時間は自然な色味の3500Kくらい。
就寝前には電球色といわれる2700Kがよいとされます。
5000K~6500Kは明るい時間帯の色なので寝る間にはいまいち。神経を刺激して眠りを妨げることも。リビングによく使われるシーリングライトやダウンライトは調色や調光機能付きのものが多く、寝る1時間前くらいから少しずつ色味をめにやさしいオレンジに、明るさも抑えめにして体をれるモードにいざなうことができます。
空間の目的やシーンに合わせて照明器具や明りの強さ、色味を変えるとより快適に過ごせます。日本では白い蛍光灯が主流だったので、LEDでも基本的には白または青みのある白(昼光色)が落ち着く方が多いかもしれません。
住宅ではだいたい30W、60W、100w、相当のLEDが使われると思います。
同ような強さでも照明器具の形や素材によって受け取る明るさの印象は様々です。LED照明の場合は、「~lm」というのを参考に決めています。
照明器具のメーカーの裏の方に照明器具別の
「□畳の広さには○○lmくらいがいいですよ~」という一覧が記載されているので参考にしてみてください。
照明器具の種類とあかりのイメージ
分かりにくい、、、けどざっくりこんな感じです!!
供え付の照明器具だけに頼るのではなく読み物や、手元に明りが必要な作業の時はスタンドライトなどといった照明器具を工夫しながら使って、理想的なあかり空間を作ってみてはいかがでしょうか。
茶室建築シリーズ更新です。お茶が好き、和室が好き、数寄屋に興味がある、お茶室、庵に興味がある、住宅が好き、鞍城建設が好き。という方は必見です。
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