今日は猫の日だそうです。2が3つでにゃんにゃんにゃんだそうです。おもしろいですね。猫の日だから何をするというわけではありませんが、今回は猫との暮らしについて少し考えてみたいと思います。
最近はペットと暮らす家の特集があったり、1年半前くらいにCasaBRUTUSでも「猫と家。」で特集していましたね。昨年は猫村さんがドラマ化されたり(これはちょっと違うか…) とにかく、暮らしの中に動物がいる生活について考える機会が多いような気がします。
弊社HPはもちろん、ブログでもたびたびお伝えするのが「快適な家」について。これはその家で暮らす「人」を対象に説明しています。もちろん断熱性能や調湿性能といった家の構造、仕組み自体は「人間」にとって快適ならだいたい猫にも悪いわけはないと思います。同じ恒温動物だし、、、
しかし、内装材や間取りとなってくるとどうでしょうか?
人間にとっても、一緒に暮らす猫にとっても快適な、居心地のいい家ってどんな家なのでしょうか。
動物と一緒に暮らしている方の住宅に携わる際に、よく質問されるのが床材です。犬や猫が滑らないか、体の負担にならないかを心配されるお施主様が多いです。壁紙も傷の心配や室内環境の衛生面で抗菌壁紙を希望される場合もあります。猫の習慣や安全性をふまえて考えてみたいと思います。
弊社では基本的に杉のフローリングをお勧めしています。杉は柔らかいので体の負担が少なく、さらりとした肌触りは汗ばむ夏でも気持ちいいのです。また低密度で断熱性能が高いので冬は足元の冷えが少ないのです。猫にも人にもよさそう。
壁については爪とぎをどうすればよいかが課題となるかと思います。
珪藻土壁は当然削れてしまいますが、水分を含ませればある程度は修復できます。和紙クロスやビニールクロスははがれてしまった箇所だけというのが難しいです。どちらにしてもその都度修復していくのではきりがないですよね。
部分的に木材の腰壁や無垢の柱で爪とぎOKなスペースを作ってあげるのもいいかもしれません。無垢材なので傷ができても【傷み】というよりは【味わい】として刻まれていきます。
そもそも、人にも便利な動線があるってことは猫にもあるのでは?と考えると家づくりの際にできることがいろいろ出てきそうです。
①キャットウォーク
猫の猫による猫のための歩き道。高いところが大好きな猫には壁に段階的な飾り棚を作ることでさんぽ道にしたり、階段があればそれもいいですね。
②猫専用の出入り口
人は通れないけど、猫は行けるスペースがあると嬉しいかも?なにせ彼らは狭いところ好き。気づくと隙間やなぜそこに!?というようなところに収まっています。壁の下の方に猫用のドアや隙間を作ってみてはいかがでしょうか。
子どもも目が離せませんが、猫もいたずら好きだったり、人の家の危険を十分に理解していない時があります。
①キッチンをドアで区切る
LDKが一空間として造られている家が多いですが、キッチンは危険がたくさん潜んでいます。プライベートの切り分けもできるしリビングと区切ってしまうのも手です。広がりや、明るさが心配な場合は室内窓を取り入れることもできます。
②コンセント
幼児向けの事故防止器具で対応できます。コンセントカバー、プラグカバー、コンセントキャップなど用途に応じて使いわけてください。またコード類はなるべく手の届かない天井に固定しておくと、万が一触ってもいじりにくいです。子どが引っかかったりする心配も減ります。
③バスタブ
お風呂は凍結防止で水を張ったままにしておくご家庭がほとんどだと思います。入れないようにしっかりドアを閉めておきましょう。引戸だとうっかり賢い子は開けちゃうかもしれないので開き戸の方がよいでしょう。(開き戸開けちゃう子もいるでしょうか?!)
④猫の部屋
リビングなど目の届くところに猫の個室としてゲージを設置すれば安心です。掃除のときなど一時避難してもらったりできます。
色々考えていくと猫だけに偏ること無さそうですが、やはり人も暮らしてこその猫の住む家となるので人にももちろん心地よい家にしていきましょう。
弊社で社寺建築を請け負う際に協力していただいている
勾匠社寺建築の木匠 小野康博氏がぐんま 街・人・建築顕彰会で匠賞を受賞しました。推薦者として弊社からも社長とスタッフが1名授賞式で登壇してまいりました。
(顕彰会関係者の三田村先生撮影)
「ぐんま 街・人・建築顕彰会」とは群馬県内の建築関連団体を主体としていくつかの企業の協力で開催されている顕彰制度です。以下引用ですが
”ぐんまがこれからも豊かで、創造性あふれる永続的な発展を続けるために、ぐんまに係りのある優れたまちづくりや建築活動、またそこで貢献されている人々に焦点を当てmその取り組みを検証し県民の皆様に知っていただくことで、取り組みへの支援戸、群馬及びわが国の発展に寄与しようとすることを目的とした顕彰制度です。”
応募書類から1次選考があり、二次審査では審査員の先生方が実際に訪れてくださり、活動の内容をご覧にり、小野さんの話を熱心に耳を傾けてくださいました。
小野さんの2年前からの榛名神社神輿御造営をきっかけとして、全国で活躍する小野さんの活動をもっと群馬の方に知ってもらえたら、地元群馬で活躍の場が広がればいいなという思いから推薦しました。小野さんの今までの努力と実績が認められてこのような小野さんらしい「匠賞」を受賞できたことを推薦者としても本当にうれしく思います!!
改めて小野さんおめでとうございます!そして今回の応募にあたり準備に携わってくださった皆様、栄えある賞をくださった審査員の皆様本当にありがとうございました。
第1部では第5回で賞を取った「高崎頼政太鼓」の皆さんによる和太鼓のショートコンサートでした。会場の中で聞く和太鼓は空気を揺るがし鼓動と熱量が体全身に伝わってきました。太鼓の律動と奏でる音にすっかりくらってしまいました。
第2部で表彰と受賞者のプレゼンテーションが行われました。
今回の受賞者は
大賞:津久井工務店の津久井光一氏
文化伝統賞;株式会社町田工業
文化伝統賞:茂呂地区屋台囃子保存会連絡協議会
まちづくり特別賞:東吾妻町
の皆さんでした。
プレゼンではそれぞれに伝統的なものをいかに現代文化の中に落し込み継承するか、今あるものを大切にし新しいものを入れ込むか、など素晴らしい活動をされている方々ばかりでした。
小野さんは槍鉋(やりがんな)の実演や今までの実績などをプレゼン。
来年は記念すべき10回目。開催規模も大きくする予定とのことでした。まちづくりや建築で活躍されている方が身近にいたらみなさんもぜひ推薦(自他推薦どちらでもOK)してみてくださいね。
2回にわたりお伝えしたグリーン住宅ポイント制度。
前回は工事に応じてもらえるポイントについて説明しました。
今回は住宅の要件について深堀していきたいと思います。
住宅の新築
1)高い省エネ性能等を有する住宅
①認定長期優良住宅
②認定低炭素建築物
③性能向上計画認定住宅
④ZEH
いずれも外皮計算など仕様や設備が省エネになっているか計算が必要です。
2)省エネ基準に適合する住宅
①断熱等級4
かつ
②一次エネ等級4以上
断熱材の種類、厚さ、窓サッシの組み合わせなど仕様基準に適合しているものです。
3)特例加算の対象住宅
①東京圏から移住するための住宅
一定期間、東京23区内に在住または東京圏=東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県(条例不利地域を除く)
に在住し、東京23区ないへ通勤しているものが行う東京圏以外への移住
②多子世帯(18歳未満の子3人以上を有する世帯)が取得する住宅
③三世代同居仕様(調理室、浴室、トイレ、玄関のうち2つ以上が複数個所ある)の住宅
④災害リスクが高い区域から移住するための住宅
土砂法に基づく土砂災害警戒区域または建築基準法に基づく災害危険区域(建築物の建築の禁止が定められた杭域内に限る)からの移住
各自治体のHPなどから該当区域が調べられます!!
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いずれも事前申請する場合には
□工事請負契約書の写し
□検査済証の写し
□工事せ公社が発行する工事証明書
□申請者の住民票の写し
□代理申請者の場合は代理申請者の確認書類
□本制度の対象であることを証明する住宅証明書等の写し
の添付が必要です。
既存住宅の購入
1)空き家バンク登録住宅
2)東京圏から移住するための住宅
一定期間、東京23区内に在住または東京圏=東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県(条例不利地域を除く)
に在住し、東京23区ないへ通勤しているものが行う東京圏以外への移住
3)災害リスクが高い区域から移住するための住宅
土砂法に基づく土砂災害警戒区域または建築基準法に基づく災害危険区域(建築物の建築の禁止が定められた杭域内に限る)からの移住
各自治体のHPなどから該当区域が調べられます!!
4)住宅の除却に伴い購入する既存住宅
住宅のリフォーム
1)必須項目のリフォーム工事をする住宅
かつ
2)発行ポイント数が5ポイント以上になる工事をする住宅
3)特例加算の住宅
①若者(40歳未満)・子育て(18歳未満の子を有する)世帯がリフォームを行う住宅
②若者・子育て世帯以外の世帯が安心R住宅を購入しリフォームをする住宅
既存住宅(税込み100万円以上の売買契約物件)を購入してリフォームする場合もポイントはもらえます。
リフォームで事前にポイント申請をする場合はリフォーム工事の
請負契約額が1000万円(税込み)以上のものに限られます。
添付書類は以下の通り。
□工事請負契約書の写し
□工事施工者が発行するリフォーム工事計画書(指定様式)
□申請者の本人確認書類
□代理申請者の場合は代理申請者の確認書類
令和2年12月時点での情報でまだ書式など確認できていません。
今後分かり次第また情報をお知らせしていきたいと思います。
【お問い合わせ】
フリーダイヤル 0120-70-2711
または下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。
前回お伝えしたグリーン住宅ポイント制度。
群馬でも。田舎の沼田市でももちろん使えます!!
今回は発行されるポイント数などをご紹介していきます。
住宅の新築(持ち家)
対象住宅 | 発行ポイント | |
基本の場合 | 特例の場合※ | |
高い省エネ性能等を有する住宅 | 40万Pt/戸 | 100万Pt /戸 |
省エネ基準に適合する住宅 | 30万Pt/戸 | 60万Pt/戸 |
※特例の場合
・東京圏から移住するための住宅・三世代同居仕様である住宅
・多子世帯が取得する住宅・災害リスクが高い区域から移住するための住宅
既存住宅の購入
対象住宅 | 発行ポイント |
空き家バンク登録住宅 | 30万Pt/戸
(住宅の除却を伴う 場合は45万Pt/戸) |
東京圏から移住するための住宅 | |
災害リスクが高い区域から移住するための住宅 | |
住宅の除却に伴い購入する既存住宅 | 15万Pt/戸 |
住宅のリフォーム
〇必須の工事
対象工事等 | 発行ポイント数 | ||
断熱改修 | 窓・ドア | ガラス | 0.2~0.7万㌽/枚 |
内外窓 | 1.3~2万㌽/箇所 | ||
ドア | 2.4・2.8万㌽/箇所 | ||
外壁、屋根・天井または床 | 外壁 | 5・10万㌽/戸 | |
屋根・天井 | 1.6・3.2万㌽/戸 | ||
床 | 3.6万㌽/戸 | ||
エコ住宅設備 | 太陽熱利用システム、高断熱浴槽、高効率給湯器 | 2.4万㌽/戸 | |
節水型トイレ | 1.6万㌽/戸 | ||
節湯水栓 | 0.4万㌽/戸 |
〇任意の工事
対象工事等 | 発行ポイント数 | ||
耐震改修 | 15万㌽/戸 | ||
バリアフリー改修 | 手すり | 0.5万㌽/戸 | |
段差解消 | 0.6万㌽/戸 | ||
廊下幅等拡張 | 2.8万㌽/戸 | ||
ホームエレベーター設置 | 15万㌽/戸 | ||
衝撃緩和畳の設置 | 1.7万㌽/戸 | ||
リフォーム瑕疵保険等への加入 | 0.7万㌽/契約 |
リフォームは1戸当たりの上限は基本30万ポイント
上限特例の対象となる場合の上限は45万ポイント
≪上限特例≫
①若者・子育て世帯がリフォームを行う場合
②若者・子育て世帯以外の世帯で安心R住宅を購入しリフォームを行う場合
若者世帯:40再未満の世帯/子育て世帯:18歳未満の子を有する世帯
そしてなんとリフォームに関しては既存住宅を購入したうえでリフォームを
行う場合には各リフォームのポイントが2倍カウントとなります!
例えば群馬で若者世帯が空き家バンク登録の中古住宅を購入
断熱リフォーム等下記工事を行う場合には
・既存住宅購入ポイント30万ポイント
・壁、床断熱合計16万ポイント×2
・外窓大2ヶ所、中3ヶ所交換合計8.5万ポイント×2
・エコ住設トイレ、UB、給湯器、水栓交換合計6.8万ポイント×2
・バリアフリー改修で手摺の設置0.5ポイント×2
合計で93.6万ポイントとなるが上限が60万ポイントなので
60万円相当のポイントが付与されます!!
【ポイント交換】
〇商品交換
〇追加工事の代金に充当
以下の追加工事に充当できます。
・新たな日常に資する追加工事(ワークスペース設置、空気環境向上、家事負担軽減等)
・防災に資する追加工事
防災に資する工事って何でしょう・・・・調べてみます!!
次回は住宅要件のあたりを深堀していけたらと思います。
何はともあれ、気になる方はお問合せお待ちしております。
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群馬で自然素材の平屋和モダン住宅、新築、リフォーム・リノベーションをする工務店、鞍城建設のスタッフブログです
あけましておめでとうございます。
みなさん暮れとお正月はいかがお過ごしでしたか?
年越し正月デラックス↑
昨年はコロナで大変な1年でしたね。
また冬になって不安も残るところですが、
世の中の変化に無理なくついて行って
柔軟に対応していけるようにしたいものです。
生活が変わると当然住宅にも変化が出てきます。
こうやって長い歴史の中でも時の変化に合わせて
住宅文化、建築様式が築き上げられてきたんだなあと
いまさらながらに感心しています。
古民家リフォームしたごはん屋さん
小上り畳のあるLDK
右は造作デスクを置いてワークスペースを確保している
水廻り設備リフォームやワークスペース設置など、
なんでもお気軽にご相談ください^^
群馬の沼田、前橋、高崎で自然素材の和モダン住宅を建てるなら鞍城建設へ。
断熱性能や調湿性能にこだわり、省エネで人と環境にやさしい住まいをご提案します。
注文住宅、平屋、リノベーション、二世帯住宅、数寄屋建築や土蔵リノベーションを
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