2回にわたりお伝えしたグリーン住宅ポイント制度。
前回は工事に応じてもらえるポイントについて説明しました。
今回は住宅の要件について深堀していきたいと思います。
住宅の新築
1)高い省エネ性能等を有する住宅
①認定長期優良住宅
②認定低炭素建築物
③性能向上計画認定住宅
④ZEH
いずれも外皮計算など仕様や設備が省エネになっているか計算が必要です。
2)省エネ基準に適合する住宅
①断熱等級4
かつ
②一次エネ等級4以上
断熱材の種類、厚さ、窓サッシの組み合わせなど仕様基準に適合しているものです。
3)特例加算の対象住宅
①東京圏から移住するための住宅
一定期間、東京23区内に在住または東京圏=東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県(条例不利地域を除く)
に在住し、東京23区ないへ通勤しているものが行う東京圏以外への移住
②多子世帯(18歳未満の子3人以上を有する世帯)が取得する住宅
③三世代同居仕様(調理室、浴室、トイレ、玄関のうち2つ以上が複数個所ある)の住宅
④災害リスクが高い区域から移住するための住宅
土砂法に基づく土砂災害警戒区域または建築基準法に基づく災害危険区域(建築物の建築の禁止が定められた杭域内に限る)からの移住
各自治体のHPなどから該当区域が調べられます!!
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いずれも事前申請する場合には
□工事請負契約書の写し
□検査済証の写し
□工事せ公社が発行する工事証明書
□申請者の住民票の写し
□代理申請者の場合は代理申請者の確認書類
□本制度の対象であることを証明する住宅証明書等の写し
の添付が必要です。
既存住宅の購入
1)空き家バンク登録住宅
2)東京圏から移住するための住宅
一定期間、東京23区内に在住または東京圏=東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県(条例不利地域を除く)
に在住し、東京23区ないへ通勤しているものが行う東京圏以外への移住
3)災害リスクが高い区域から移住するための住宅
土砂法に基づく土砂災害警戒区域または建築基準法に基づく災害危険区域(建築物の建築の禁止が定められた杭域内に限る)からの移住
各自治体のHPなどから該当区域が調べられます!!
4)住宅の除却に伴い購入する既存住宅
住宅のリフォーム
1)必須項目のリフォーム工事をする住宅
かつ
2)発行ポイント数が5ポイント以上になる工事をする住宅
3)特例加算の住宅
①若者(40歳未満)・子育て(18歳未満の子を有する)世帯がリフォームを行う住宅
②若者・子育て世帯以外の世帯が安心R住宅を購入しリフォームをする住宅
既存住宅(税込み100万円以上の売買契約物件)を購入してリフォームする場合もポイントはもらえます。
リフォームで事前にポイント申請をする場合はリフォーム工事の
請負契約額が1000万円(税込み)以上のものに限られます。
添付書類は以下の通り。
□工事請負契約書の写し
□工事施工者が発行するリフォーム工事計画書(指定様式)
□申請者の本人確認書類
□代理申請者の場合は代理申請者の確認書類
令和2年12月時点での情報でまだ書式など確認できていません。
今後分かり次第また情報をお知らせしていきたいと思います。
【お問い合わせ】
フリーダイヤル 0120-70-2711
または下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。
前回お伝えしたグリーン住宅ポイント制度。
群馬でも。田舎の沼田市でももちろん使えます!!
今回は発行されるポイント数などをご紹介していきます。
住宅の新築(持ち家)
対象住宅 | 発行ポイント | |
基本の場合 | 特例の場合※ | |
高い省エネ性能等を有する住宅 | 40万Pt/戸 | 100万Pt /戸 |
省エネ基準に適合する住宅 | 30万Pt/戸 | 60万Pt/戸 |
※特例の場合
・東京圏から移住するための住宅・三世代同居仕様である住宅
・多子世帯が取得する住宅・災害リスクが高い区域から移住するための住宅
既存住宅の購入
対象住宅 | 発行ポイント |
空き家バンク登録住宅 | 30万Pt/戸
(住宅の除却を伴う 場合は45万Pt/戸) |
東京圏から移住するための住宅 | |
災害リスクが高い区域から移住するための住宅 | |
住宅の除却に伴い購入する既存住宅 | 15万Pt/戸 |
住宅のリフォーム
〇必須の工事
対象工事等 | 発行ポイント数 | ||
断熱改修 | 窓・ドア | ガラス | 0.2~0.7万㌽/枚 |
内外窓 | 1.3~2万㌽/箇所 | ||
ドア | 2.4・2.8万㌽/箇所 | ||
外壁、屋根・天井または床 | 外壁 | 5・10万㌽/戸 | |
屋根・天井 | 1.6・3.2万㌽/戸 | ||
床 | 3.6万㌽/戸 | ||
エコ住宅設備 | 太陽熱利用システム、高断熱浴槽、高効率給湯器 | 2.4万㌽/戸 | |
節水型トイレ | 1.6万㌽/戸 | ||
節湯水栓 | 0.4万㌽/戸 |
〇任意の工事
対象工事等 | 発行ポイント数 | ||
耐震改修 | 15万㌽/戸 | ||
バリアフリー改修 | 手すり | 0.5万㌽/戸 | |
段差解消 | 0.6万㌽/戸 | ||
廊下幅等拡張 | 2.8万㌽/戸 | ||
ホームエレベーター設置 | 15万㌽/戸 | ||
衝撃緩和畳の設置 | 1.7万㌽/戸 | ||
リフォーム瑕疵保険等への加入 | 0.7万㌽/契約 |
リフォームは1戸当たりの上限は基本30万ポイント
上限特例の対象となる場合の上限は45万ポイント
≪上限特例≫
①若者・子育て世帯がリフォームを行う場合
②若者・子育て世帯以外の世帯で安心R住宅を購入しリフォームを行う場合
若者世帯:40再未満の世帯/子育て世帯:18歳未満の子を有する世帯
そしてなんとリフォームに関しては既存住宅を購入したうえでリフォームを
行う場合には各リフォームのポイントが2倍カウントとなります!
例えば群馬で若者世帯が空き家バンク登録の中古住宅を購入
断熱リフォーム等下記工事を行う場合には
・既存住宅購入ポイント30万ポイント
・壁、床断熱合計16万ポイント×2
・外窓大2ヶ所、中3ヶ所交換合計8.5万ポイント×2
・エコ住設トイレ、UB、給湯器、水栓交換合計6.8万ポイント×2
・バリアフリー改修で手摺の設置0.5ポイント×2
合計で93.6万ポイントとなるが上限が60万ポイントなので
60万円相当のポイントが付与されます!!
【ポイント交換】
〇商品交換
〇追加工事の代金に充当
以下の追加工事に充当できます。
・新たな日常に資する追加工事(ワークスペース設置、空気環境向上、家事負担軽減等)
・防災に資する追加工事
防災に資する工事って何でしょう・・・・調べてみます!!
次回は住宅要件のあたりを深堀していけたらと思います。
何はともあれ、気になる方はお問合せお待ちしております。
【お問い合わせ】
フリーダイヤル 0120-70-2711
または下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。
令和2年度3次補正予算案で「経済の持ち直しに向けた住宅取得対策」として
「グリーン住宅ポイント制度」が創設されることとなりました!!!
〇背景〇
持続可能な開発・発展する社会の実現に役立てる住宅投資の喚起をする
ことで新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ経済の回復を図ることを目的に、
昨年末12/15にこの制度を含む補正予算案が閣議決定されました^^
※今後の国会で予算が成立することが前提です!!
詳しくは国交省のHPをご確認ください。
〇概要〇
・新築は30万~最大100万円相当のポイント付与
・既存住宅(中古住宅)の購入だと15万~最大45万円相当のポイント付与
・リフォームは5万~最大60万円相当のポイント付与
※いずれも一定の条件を満たす必要があります。
40歳未満世帯や子育て世帯(18歳未満のお子様がいらっしゃる世帯)などにお得な制度となっています。
詳しくはご相談ください。
〇ポイント〇
ポイント1pt=1円
商品または追加工事と交換することができます。
商品は今後公募により選定されていきます。
・「新たな日常」に資する商品
・省エネ・環境配慮に優れた商品
・防災関連商品
・健康関連商品
・家事負担軽減に資する商品
・子育て関連商品
・地域振興に資する商品
など、一定の要件に合う商品となります。
また追加工事は
・「新たな日常」に資する追加工事
・防災に資する追加工事
という要件に合った工事の代金に充当することができます。
〇対象〇
令和2年12月15日から令和3年10月31日までに
新築・リフォーム・既存住宅購入等、契約の
締結をした場合が対象。
対象住宅の詳しい要件はまた後日詳しくご紹介したいと思います!!
悩まれている方、コロナで1度断念、保留にした方はこれを機に
ご検討ください^^
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